concept

演劇作家・藤田貴大、ライター・橋本倫史が東京の「路上」をモチーフに、毎月それぞれのテキストをWEBで発表。 橋本がドキュメントという視点から街を記し、藤田はフィクションとしてシーンを描きます。 1年を通してさまざまな「路上」を言葉にしたのち、舞台作品として発表する予定です。

インタビューや取材を通して言葉を交わしてきた二人が、それぞれの視点でつづっていくテキストに、どうぞご期待ください。

profile

藤田貴大

1985年生まれ。北海道伊達市出身。2007年にマームとジプシーを旗揚げ。2011年に三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。『cocoon』(今日マチ子原作)の再演(2015)で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。201811月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ」に招聘され、パリにて上演。近年、作・演出を務めた作品として、都市におけるヒーローをテーマに描いた「CITY」(20195-6月)、ファッションブランド、ミナ・ペルンホネンとのコラボレーション作品「Letter」(201912月/20201月)などがある。様々な分野の作家とも積極的に作品づくりを行い、演劇作品以外ではエッセイ、小説、共作漫画など活動は多岐に渡る。

     

橋本倫史

1982年生まれ。広島県東広島市出身。2007年からライターとして活動。雑誌に寄稿する傍ら、『HB』、『hb paper』、『SKETCHBOOK』、『月刊ドライブイン』などのリトルプレスを制作。2019年、『月刊ドライブイン』をまとめた『ドライブイン探訪』が筑摩書房から刊行される。同年、那覇の市場を取材した『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場界隈の人々』(本の雑誌社)も刊行。マームとジプシー初の海外公演に同行し、 Firenze, 2013』(HB編集部)にまとめるなど、マームとジプシーのドキュメントも執筆。現在、琉球新報で「まちぐゎーひと巡り」を、『あまから手帖』で「家族のあじ」を、WEB本の雑誌で「東京の古本屋」を連載中。

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